スワップポイントとは?計算方法とマイナスになる理由を解説

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毎日プラスで入ってくるはずのスワップポイントが、ある日マイナスに転じる。口座残高からじわじわと引かれていく。この符号を決めているのは、通貨ペアを構成する二つの通貨の金利差の向きです。仕組みを知らずにポジションを建てると、「受け取る側」のつもりが「支払う側」に回っていた、という事態が起きます。
本記事では、スワップポイントの定義と発生メカニズム、計算式、マイナススワップが生まれる条件、そしてそれが金融実務でいうネガティブキャリー(保有コスト)と同一構造である点まで整理します。日銀の政策金利1%到達で受取額がどう変わるか、FX会社ごとに条件が異なる理由も解説します。
Check!|本記事の結論
スワップポイントは「通貨ペアの金利差を保有日数分だけ日々受け払いする調整」です。高金利通貨買い・低金利通貨売りで受取、その逆で支払となります。マイナススワップは金融実務でいうネガティブキャリーそのものであり、日銀の1%利上げで受取額は縮小方向にあります。
※掲載内容は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品、CFD、FX取引の売買を推奨するものではありません。
- 1. スワップポイントとは?金利差が日々受け払いされる仕組み
- 2. スワップポイントが発生する仕組み|ロールオーバーと2営業日ルール
- 2.1.1. Point!
- 3. スワップポイントの計算方法|基本式と確認手順
- 4. なぜマイナススワップが発生するのか|符号を決めるのは金利差
- 5. マイナススワップ=ネガティブキャリー|保有コストの正体
- 6. 日銀1%時代のスワップポイント|受取額はどう変わるか
- 7. FX会社ごとにスワップポイントが違う理由
- 8. スワップ狙いの運用で失敗する典型パターン
- 8.1.1. Point!
- 9. スワップポイントの確認・記録方法|実務チェックリスト
- 10. 結論|スワップポイントの要点
- 10.1. FAQ|よくある質問
スワップポイントとは?金利差が日々受け払いされる仕組み
Point!
スワップポイントとは、通貨ペアを構成する二つの通貨の金利差を、ポジション保有日数分だけ日々調整する仕組みです。
FXで通貨ペアを取引すると、二つの通貨を同時に保有する状態になります。例えば米ドル円を買いで保有する場合、米ドルを買い・円を売っていることになります。このとき、米ドルの金利と円の金利に差があれば、その差額分が毎日スワップポイントとして口座に反映されます。
重要なのは、スワップポイントには必ず「受け取る側」と「支払う側」が存在する点です。米ドル円を買いで持っている人がスワップを受け取るなら、売りで持っている人は同じ金額を支払います。市場全体で見れば、スワップポイントの受け払い合計はゼロサム的な構造です。誰かが得をしている裏で、誰かが同じ分だけコストを負担しています。
この仕組みは、FX会社が独自に設けたサービスではなく、二国間の金利差をポジション保有者に日次で精算する国際的な市場慣行に基づいています。通貨ペアのどちらの通貨が高い金利を付けているか、そして自分がその通貨を買いで持っているか売りで持っているか、この二点で受取・支払の方向が決まります。
用語解説|スワップポイント
通貨ペアの二国間金利差を、ポジション保有日数に応じて日々受け払いする調整額のこと。受取=プラス(口座に加算)、支払=マイナス(口座から減算)で表示されます。
用語解説|ゼロサム
参加者の利益と損失を足し合わせると、合計が常に「ゼロ」になる状態のことです。FXは、誰かが利益を得たとき、必ず別の誰かが同じ額の損失を被っているため「ゼロサムゲーム」と呼ばれます。株式投資のように市場全体が成長して全員が利益を得る可能性のある「プラスサム」とは異なり、参加者同士で限られた資金を奪い合う構造であることを理解して取引に臨む必要があります。
スワップポイントが発生する仕組み|ロールオーバーと2営業日ルール
Point!
スワップポイントは、ポジションが翌営業日に繰り越される瞬間(ロールオーバー時)に発生します。
FXの取引では、約定したポジションの受渡しが原則として2営業日後に行われます。これは「T+2(ティープラスツー)」と呼ばれる国際的な受渡ルールです。この受渡日までにポジションを決済しなければ、ポジションは翌営業日に繰り越されます。この繰り越し処理が「ロールオーバー」です。
ロールオーバーが行われる際、繰り越されたポジションに対して二国間の金利差調整が発生します。これがスワップポイントの正体です。つまり、ポジションを同日中に決済(デイトレード)すればスワップポイントは発生せず、日をまたいで保有して初めて受取または支払が生まれます。
もう一つ知っておくべきルールが「水曜日の3日分付与」です。通常、ロールオーバーは1日につき1日分のスワップが発生します。しかし水曜日に持ち越すと、土曜・日曜の週末2日分が前倒しで付与(または徴収)されます。これは、週末は為替市場が閉まり受渡処理が行われないため、金曜日の受渡日を水曜日に前倒しする慣行によるものです。水曜日に3日分、それ以外の曜日に1日分、合計で週7日分が付与される設計です。
用語解説|ロールオーバー
ポジションを翌営業日に繰り越す処理のこと。FXでは毎日一定時刻に実行され、この瞬間にスワップポイントの受け払いが確定します。ロールオーバー時刻はFX会社により異なります。
用語解説|受渡日(T+2)
取引が約定してから実際に通貨の受け渡しが行われる日。FXでは原則2営業日後(T+2)です。この受渡日をまたぐとロールオーバーが発生し、スワップポイントが計上されます。
スワップポイントの計算方法|基本式と確認手順
Point!
スワップポイントの理論値は「(運用通貨金利 − 調達通貨金利)× 想定元本 × 保有日数 ÷ 365」で概算できます。
スワップポイントの基本式は次の通りです。
受取(支払)額 ≒(運用通貨の金利 − 調達通貨の金利)× 想定元本 × 保有日数 ÷ 365
この式で「運用通貨の金利 − 調達通貨の金利」がプラスなら受取、マイナスなら支払です。例えば米ドル円を買いで保有する場合、運用通貨=米ドル、調達通貨=円となり、米ドル金利が円金利を上回っていれば受取側になります。
ただし、この式はあくまで理論上の概算です。実際に口座に付与されるスワップポイントは、FX会社がカバー先金融機関から調達した金利に自社のスプレッドを上乗せして提示した値で決まります。したがって、理論値と実際の付与額は一致しないのが通常です。具体的な金額は各FX会社の取引条件ページで提示されている値を確認してください。
※要確認:業者提示スワップ
確認手順はシンプルです。まず取引ツール(MT4/MT5、各社オリジナルアプリ等)の「通貨ペア情報」または「スワップ一覧」画面を開きます。次に、自分が保有したい通貨ペアの買いスワップと売りスワップの値を確認します。この値が1日あたりの受取額(または支払額)です。
スワップポイントの計算イメージ
受取スワップ ≒(運用通貨の金利 − 調達通貨の金利)× 想定元本 × 保有日数 ÷ 365
日銀利上げで「調達通貨の金利」が上昇すると、この差が縮小し、受取額が減ります。実際の付与額は業者提示値で確認してください。
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なぜマイナススワップが発生するのか|符号を決めるのは金利差
Point!
スワップの符号は「買い通貨の金利 − 売り通貨の金利」で決まります。買いポジションなら必ずプラス、ではありません。
スワップポイントの符号を決めるルールは明確です。自分が買いで持っている通貨の金利から、売りで持っている通貨の金利を引いた値がプラスなら受取、マイナスなら支払です。つまり「高金利通貨を買い・低金利通貨を売り」で受取、「低金利通貨を買い・高金利通貨を売り」で支払となります。
ここで最も多い誤解が「買いポジションなら必ずスワップはプラス」という思い込みです。これは誤りです。例えば、ある通貨ペアで買いポジションを持っていても、買い通貨の金利が売り通貨の金利より低ければ、スワップはマイナスになります。符号を決めているのは「買い・売りの方向」ではなく「二つの通貨の金利差の向き」です。
さらに注意すべきは、金利差が逆転すれば、同じ通貨ペアの同じ方向でも符号が反転しうる点です。これまで受取側だったポジションが、中央銀行の利上げ・利下げによって金利関係が逆転し、ある日から支払側に変わる可能性があります。
この符号の反転リスクは、政策金利の変更イベント(日銀金融政策決定会合、FOMC等)の前後で特に意識されます。金利差が縮小してゼロに近づいている通貨ペアでは、わずかな金利変更で符号が反転する可能性があります。
Point!符号早見
- 受取(プラス):買い通貨の金利 > 売り通貨の金利
- 支払(マイナス):買い通貨の金利 < 売り通貨の金利
- 「買い=プラス」ではない。金利差の向きで決まる
- 金利逆転で同じポジションの符号が反転しうる
よくある誤解
「買いポジション=スワップ受取」という単純化は誤りです。符号は通貨ペアを構成する二つの通貨の金利差の向きで決まります。
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マイナススワップ=ネガティブキャリー|保有コストの正体
Point!
マイナススワップは、金融実務でいうネガティブキャリーそのものです。「保有しているだけでコストが発生する状態」という定義が完全に一致します。
マイナススワップが発生しているポジションを別の言葉で言い換えると、「保有しているだけで毎日コストを払い続けている状態」です。これは金融実務で「ネガティブキャリー」と呼ばれる概念と完全に同一です。ネガティブキャリーとは、資産を保有することで得られる収益が、その資産を保有するために必要な調達コストを下回っている状態を指します。
FX口座でマイナススワップを支払いながらポジションを保有している個人投資家は、機関投資家が為替ヘッジをかけた外貨建て債券で負っているネガティブキャリーと、構造的に同じ立場にいます。規模は異なりますが、「持っているだけで毎日コストが引かれる」という本質は変わりません。ネガティブキャリーの定義と計算方法については、「ネガティブキャリーとは?」の記事で詳しく整理しています。
一方、プラススワップを受け取っているポジションは、円キャリートレードの個人版です。低金利の円を売り、高金利通貨を買って金利差を受け取る構造は、機関投資家の円キャリーと本質的に同じです。つまり、スワップポイントの符号を確認することは、自分のポジションが「ポジティブキャリー(受取)」なのか「ネガティブキャリー(支払)」なのかを判定することに他なりません。
この認識を持つことで、ポジション管理の判断基準が明確になります。「為替差益を待っている間、保有コストとして毎日いくら払っているのか」を可視化し、そのコストが為替差益の期待値に見合っているかを定期的に評価する習慣が重要です。
関連記事
構造の一致
- マイナススワップ=保有で毎日コスト発生
- ネガティブキャリー=保有収益<調達コスト
- 定義が完全に一致。規模は違えど同じ構造
日銀1%時代のスワップポイント|受取額はどう変わるか
Point!
日銀の政策金利1.00%到達は、円を調達通貨とするポジションの受取スワップを直接圧縮します。
日本銀行は2026年6月16日、政策金利(無担保コール翌日物の誘導目標)を0.75%から1.00%へ引き上げました。1995年以来、約31年ぶりの水準です。この利上げは、円を調達通貨側においてスワップポイントを受け取っている全てのポジションに直接的な影響を与えます。
スワップポイントの基本式を思い出してください。受取額 ≒(運用通貨金利 − 調達通貨金利)× 想定元本 × 保有日数 ÷ 365。この式の「調達通貨金利」が円の場合、日銀の利上げはこの値を直接引き上げます。結果として、運用通貨金利が変わらなくても、差分(利ざや)が縮小し、受取スワップは減少します。
さらに、日銀は名目中立金利を1.1〜2.5%程度と推計しており、追加利上げの余地が市場で意識されています。もし追加利上げが実現すれば、調達通貨側の金利上昇がさらに進み、受取スワップは一段と縮小します。通貨ペアによっては、これまで受取だったスワップが支払に転じる可能性も理論上排除できません。
個人投資家にとっての実務的な意味は明確です。日銀の利上げ局面では、これまで「持っているだけで増える」と考えていたスワップ収益が縮小し、為替差益なしではポジション維持の合理性が薄れる可能性があります。受取スワップの水準が自分の許容コストを下回っていないか、定期的に確認する必要があります。
データ補足:日銀政策金利の推移
- 1999年〜:ゼロ金利政策導入
- 2016年〜:マイナス金利政策開始
- 2024年:マイナス金利解除
- 2026年6月:1.00%へ利上げ(約31年ぶり)
※出典:日本銀行「金融政策決定会合」
スワップへの影響
調達通貨(円)の金利上昇 → 金利差縮小 → 受取スワップ減少。追加利上げが意識される限り、この圧力は継続します。
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FX会社ごとにスワップポイントが違う理由
同じ通貨ペア・同じ方向のポジションでも、FX会社によってスワップポイントの提示値が異なります。これは、各社がカバー先金融機関(インターバンク市場の流動性プロバイダー)から調達した金利差に、自社のスプレッド(手数料相当分)を上乗せして提示しているためです。
買いスワップと売りスワップの合計がゼロにならない(非対称である)のが通常です。例えば、買いスワップが+50円、売りスワップが−60円のように、合計が−10円になる設計が一般的です。この差分がFX会社の収益源の一部です。
また、提示値は固定ではなく、市場の金利変動やカバー先の調達コスト変化に伴い随時更新されます。政策金利の変更イベント(日銀会合、FOMC等)の前後では、提示値が大きく変わる可能性があります。ポジションを長期保有する場合は、定期的にスワップ提示値を再確認する習慣が重要です。
なお、本記事では特定のFX会社のスワップ条件の優劣を断定しません。各社の提示値は時期や通貨ペアによって変動するため、口座開設前に最新の条件を公式サイトで確認することを推奨します。
※要確認:業者提示スワップ
スワップ狙いの運用で失敗する典型パターン
Point!
スワップポイントの累積収益は、為替変動に比べて桁違いに小さい。これがスワップ狙いの運用で最も見落とされがちな事実です。
FX / SWAP POINT ― FAILURE PATTERNS
「持っているだけで増える」が崩れる瞬間
スワップ投資の3つの失敗パターン
スワップポイント投資は「堅実な勝ち」に見えますが、負ける人の多くはこの3パターンのどれかに当てはまります。ポジションを持つ前に、一つずつ点検してください。
スワップより為替のほうが「桁違い」に大きい
毎日数十円〜数百円のスワップを積み上げていても、為替レートが数円動けば、数カ月分のスワップ収益が一日で消えます。
スワップは「金利収入」。為替差益の代わりではありません。
スワップが高い通貨ほど「長期下落」しやすい
高い金利を提示している通貨は、インフレ率が高く、通貨価値が長期的に下落しやすい傾向があります。スワップで受け取る金利差が、為替レートの下落(円高方向への推移)で相殺され、トータルでは損失になるケースが少なくありません。
受け取る金利差は、通貨下落の織り込み済みかもしれない。
符号を確認せず「支払い側」に回っていた
買いポジションだからといって、必ずスワップ受取になるとは限りません。金利差の向きを確認せずにポジションを建てた結果、毎日スワップを支払う側に回っていた、という初歩的なミスが実際に起きます。
建てる前に必ず確認 → 金利差の向き(受取 or 支払)
スワップは「副菜」、為替が「主食」。ポジションを持つ前に、①通貨そのもののトレンド ②金利差の向きと符号 ③どこまでの含み損に耐えられるか ──この3点を確認してください。
※本ページの数値・金利・スワップ額はすべて説明用の例示であり、投資勧誘を目的としたものではありません。
これらのパターンに共通するのは、「スワップ=確定的な収益」という誤認です。スワップは為替変動リスクと引き換えに得られる金利差調整であり、「最悪のシナリオで何円動いても耐えられるか」を事前に計算することが不可欠です。
スワップポイントの確認・記録方法|実務チェックリスト
スワップポイントの管理は、ポジションを建てる前・保有中・政策イベント前後の三段階で行います。
建てる前:取引ツールのスワップ一覧(通貨ペア情報画面)で、該当通貨ペアの買いスワップ・売りスワップの符号と水準を確認します。受取側なのか支払側なのか、1日あたりの金額はいくらか、を把握したうえでポジションサイズを決めます。
保有中:累積スワップと為替含み損益を分けて記録します。取引履歴や日次のレポートで、スワップによる損益と為替変動による損益を別々に把握することで、正確な判断ができます。
政策金利イベント前後:日銀金融政策決定会合、FOMC、各国中央銀行の政策発表の前後では、スワップ提示値が変わることを前提にします。イベント後に取引ツールのスワップ一覧を再確認し、符号の反転や水準の大幅な変化が起きていないかをチェックします。
この三段階の確認を習慣化することで、「気づいたら支払側に回っていた」「スワップが大幅に減っていた」という事態を未然に防げます。
確認すべき項目リスト
- 買い/売りスワップの符号(+/−)
- 1日あたりのスワップ金額
- 累積スワップと為替含み損益の比率
- 現在の証拠金維持率
- 次回政策金利イベントの日程
- 水曜3日分付与のタイミング
結論|スワップポイントの要点
本記事の要点を5行にまとめます。
本記事のPoint!
- スワップポイントは通貨ペアの金利差を保有日数分だけ日々受け払いする調整である
- 符号は「買い通貨金利−売り通貨金利」で決まり、「買い=プラス」ではない
- マイナススワップは金融実務のネガティブキャリー(保有コスト)と同一構造である
- 日銀の1%利上げで受取スワップは縮小方向。追加利上げで支払転換の可能性もある
- 業者ごとに提示値が異なる。建玉前・保有中・イベント後の三段階で確認する
FAQ|よくある質問
スワップポイントは土日も発生しますか?
土日分も発生しますが、付与されるタイミングが異なります。為替市場は週末に閉まるため受渡処理が行われず、多くのFX会社では水曜日のロールオーバー時に3日分がまとめて付与(または徴収)されます。結果として、1週間で合計7日分が受け払いされる設計です。ただし付与曜日は業者によって異なる場合があるため、口座の取引条件ページで確認してください。なお、水曜日をまたぐ際はマイナススワップも3倍で引かれる点に注意が必要です。
スワップポイントに税金はかかりますか?
国内FX会社の口座であれば、スワップ損益は為替差損益と合算され、先物取引に係る雑所得等として申告分離課税(税率20.315%)の対象になります。ポジションを決済した時点で為替差損益とまとめて損益計算されるのが基本です。ただし、未決済ポジションに付与されたスワップの課税タイミングは、そのスワップが出金可能かどうか等の取扱いによって業者ごとに異なります。海外FX業者を利用している場合は総合課税(雑所得)扱いとなり、税区分そのものが変わります。具体的な申告方法は税理士または所轄税務署にご確認ください。
マイナススワップを避ける方法はありますか?
構造上、マイナススワップを完全に消すことはできません。金利差の向きが逆のポジションを持つ限り、保有コストは必ず発生します。現実的な対処は3つです。①日をまたがない(当日中に決済すればロールオーバーが発生しないためスワップは付きません)、②建玉前に符号を確認する(買い=プラスとは限りません)、③保有期間を短くしてコスト総額を抑える。なお、マイナススワップはネガティブキャリーそのものであり、「そのコストを払ってでも取りに行く為替差益の期待値があるか」で判断すべき性質のものです。
出典・参考
Focus Point|LINEマガジン
本サイト監修を行うMSマーケット総合研究所のLINEマガジンでは、スワップ変動時の確認ポイント、政策金利イベント前後の注意点、マイナススワップ転換の警戒シグナルを配信しています。
※投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。
著者
MSマーケット総合研究所
マクロ経済担当ストラテジスト
ジェシカ・ミラー

【専門領域】
・マクロ経済分析
・経済指標分析
・政策金利
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